これまでのアニメのどれにも当てはまらないような世界観で一気に超人気シリーズとなった「物語シリーズ」。
このシリーズをきっかけに、アニメの世界に足を踏み入れたという声もチラホラ聴かれます。
初登場の「化物語」から始まり「偽物語」、「猫物語」、「傾物語」、「囮物語」、「鬼物語」、「恋物語」、「花物語」、「憑物語」、「終物語」、「暦物語」、「傷物語」とかなりの長編シリーズです。
そのため、動画配信サービスでもラインナップが完全に揃わない場合が珍しくありません。
このページでは物語シリーズを無料で視聴する方法から、物語シリーズの魅力まで濃い内容となっています。
最後まで読むことで物語シリーズを見るモチベーションが上がるはずです。(ネタバレなし)
物語シリーズの骨組み(構成)

まずは物語シリーズを知るにあたって骨組み(構造)を理解しておきましょう。
物語シリーズは大まかにファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズンに分類されます。
ファーストシーズン・・・化物語(15話)、偽物語(11話)、猫物語(黒、4話)、★傷物語(劇場版)
セカンドシーズン・・・猫物語(白、5話)傾物語(4話)、囮物語(4話)、鬼物語(4話)、恋物語(6話)、花物語(5話)
ファイナルシーズン・・・憑物語(4話)、終物語(上・中・下20話)、暦物語(12話)
物語シリーズを無料視聴できる動画配信サービス
作品の魅力の前に物語シリーズの動画を無料で視聴する方法です。
※違法海賊版サイトはウイルス(マルウェア)感染リスクがあるので除外。
各シーズンの作品ごとに、配信している動画配信サービスをまとめてみました。
調査対象の動画配信サービスはdアニメ、アニメ放題、Hulu、Netflix、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、FOD、ビデオパスです。(全てのサービスで無料期間あり)
物語シリーズセカンドシーズン・・・dアニメ、アニメ放題、Hulu、Netflix、Amazonプライムビデオ、FOD(250円)
物語シリーズファイナルシーズン・・・dアニメ、アニメ放題、Hulu(暦物語除く)
全てのシーズンを見放題で視聴可能・・・dアニメ、アニメ放題
上記のような結果です。
物語シリーズを完全制覇したい場合は、dアニメorアニメ放題を選ぶべきということですね。
Huluも暦物語以外はコンプリートしているのでdアニメ、アニメ放題、Huluの3つからお好みで選ぶと良いでしょう。
シリーズの構成が長期の物語シリーズですが、各サービスの無料期間を上手く活用することでゆっくりでも物語シリーズを制覇することが可能です。
化物語とは?簡潔にまとめてみた

物語シリーズについて全てのシリーズの詳細を語りたいところですが、それではネタバレとなってしまいます。
ですが、どんなアニメなのか分からなければ興味もわきませんよね。
そのため「物語シリーズ」の一番最初にあたる化物語について軽く紹介していきます。
化物語ってどんなアニメ?
主人公の阿良々木暦が怪異の影響を受けた少女(ヒロイン)たちと、その怪異の原因を解き明かしていくストーリーです。
各話ごとに少女(ヒロイン)にスポットライトを当てる構成で、テンポ良くストーリーが展開します。
ギャグ・パロディを交えた会話劇をメインにストーリーが展開され、西尾維新ワールドをアニメながら体験することが出来るのが特徴ですね。
登場するキャラクターも無難な人物は少なく、個性的な面々が揃います。
化物語主要キャラクター
阿良々木暦(神谷浩史)
僕はお前たちが大嫌いだ。だけど、いつだって誇りに思っている-阿良々木暦pic.twitter.com/lW05HZ3Ia3
— 物語シリーズ名言集 (@kotobamono) 2018年11月19日
物語シリーズの主人公。ねじ曲がった性格が特徴でロリコン。
吸血鬼の怪異に関わっていたことから、怪我からの回復スピードが速い。
しかし、特筆した戦闘能力がないため怪異相手に分が悪い。いわゆる「強くない」主人公。
変態発言も度々するような一見どうしようもない男だが、怪異に悩んでいるヒロインを救うために全力を尽くす面もあり根は悪くない。
戦場ヶ原ひたぎ(斉藤千和)
戦場ヶ原ひたぎ
よいと思ったらRT! pic.twitter.com/CettoELmo5— 物語シリーズ画像&SSまとめ (@MonogatariSs) 2018年11月11日
物語シリーズのメインヒロイン。
物語シリーズの始まり(化物語1話)も暦とひたぎが出会うシーンで幕を開ける。
美人で成績優秀という典型的な正統派ヒロインのように思えるが、毒舌で性格に難がある残念系美人。
自らツンデレを自称するというクセの強いキャラクター性は暦とも共通する部分か。
初めて暦と出会った時には怪異の影響を受けてカラダの重さを奪われており、5kgという信じられない体重だった。
物語シリーズの見る順番(おすすめ順)
「どんな順番で物語シリーズを見れば良いの?」
物語シリーズが長編だからこそ、このような疑問を持つ人は少なくありません。
結論から言えば、テレビ放送順に見るのがベストかと思います。
ロボットものでは作品中に時系列に沿って見るスタイルもありますが、物語シリーズに限っては放送順に見るのが妥当ですね。
私も放送順に物語シリーズを見ましたが、特に支障もなく楽しめました。
物語シリーズはこんな人におすすめ
・西尾維新の作品(小説)が好き
物語シリーズは西尾維新の小説が原作です。
化物語を初めとした物語シリーズのファンはもちろんのこと「虚言」など西尾維新の他作品のファンの方にもおすすめしたいですね。
作品こそ違いますが、西尾維新作品のファンということで嗜好は近いと思います。
・シャフトの作画、演出が好き
物語シリーズの制作会社はシャフトです。
シャフトの作画は他のアニメーション制作会社と比べても独特で、一目見て「これはシャフトだな笑」と分かる人も少なくない印象があります。
独特のカットインの手法であったり、「シャフ度」と呼ばれる異様に首を傾ける演出も有名ですね。
物語シリーズでは戦場ヶ原ひたぎのシャフ度が印象的でした。これから物語シリーズを見るならば、ひたぎのシャフ度にも注目してみてください。
・普通のアニメとは違ったアニメが見たい
物語シリーズは、会話劇中心でストーリーが展開します。
そのため、他のアニメと比べてキャラクターの会話量が圧倒的に多いです。
1話を見るだけでも、他のアニメと会話量の違いというものは簡単に実感できると思います。
ナレーション的な語りを含めた、他と一線を画したアニメスタイルは物語シリーズならではです。
同じようなタイプのアニメを見続けてマンネリ化を実感している人ほど、物語シリーズは新鮮に感じるのでおすすめです。
・妖怪系のアニメが好き
物語シリーズは全シリーズを通して「怪異」をメインテーマとして取り扱っています。
「妖怪系のアニメ・小説が好き」という人は、物語シリーズの世界にスーッと入り込んでいけるのではないでしょうか?
物語シリーズはこんな人にはおすすめではない
・会話劇、語り口調のアニメが苦手
先ほども説明しましたが、物語シリーズは会話劇をベースとしているアニメです。
100人中100人が絶賛するアニメが無いように、物語シリーズの「会話劇・語り口調」が合わないと感じる人も一定数存在します。
それでも、円盤の売り上げから分かりますが、物語シリーズはファンの数がかなり多いアニメです。
食わず嫌いほどもったいないことはないので、興味が少しでもあるなら先入観を持たずに化物語の1話を視聴してみるのも良いかもしれません。
・長期シリーズのアニメが苦手
物語シリーズはシリーズ全体で見ると「超大作」に分類されます。
そのため、長期シリーズのアニメが苦手な人は要注意かもしれません。
1クールで終了するコンパクトなアニメを中心に視聴してきたアニメファンは、物語シリーズを一気見しようとすると中だるみする可能性が高いです。
とはいえ、「化物語なら化物語」、「偽物語なら偽物語」といったように物語シリーズも各作品ごとに完結する方式となっています。
一気に物語シリーズを視聴しようとすると間違いなく疲れるので、物語シリーズの良さを楽しむには1つの作品ごとに区切ってマイペースで見るべきですね。
劇場版となる傷物語はレンタルで見よう
物語シリーズの中で唯一の劇場版である傷物語は残念ながら、どの動画配信サービスでもまだ配信対象になっていません。
映画ですので、動画配信サービスで配信されるにはもう少し時間がかかるでしょうか。
そのため、傷物語を見るにはレンタルを活用する必要性が出てきます。
そもそも傷物語にたどり着くまでに時間がかなり掛かるので、まだ気にする必要がないかもしれませんが・・・。笑
まとめ

・日本&海外のドラマ、映画も見たいなら暦物語以外コンプリートのHulu
・物語シリーズの独特な世界観は、一般的なアニメを見続けてきた人にとって刺激的
・いつもと違うアニメを見たい(新ジャンルを開拓したい)人に物語シリーズはおすすめ
物語シリーズはdアニメストアが最強

このページで解説したように、物語シリーズを楽しむならdアニメストアがベストです。
やはり、化物語から始まり終物語までカバーしているのは強いと感じます。
物語シリーズ以外にも2400作品以上ものアニメが見放題となっているので、アニメ好きにはたまらない動画配信サービスですね。